【時間とお金を節約できる】住信SBIネット銀行のおすすめサービス5選

お給料が入ったら生活費をおろしたり、支払いのために振り込んだり、とやることは多いもの。

いざ銀行へ行くとATMは長蛇の列・・・それを避けるためにコンビニのATMを使うと手数料を取られる・・

自分のお金を下ろしたいだけなのに、何分も待ったり、余計なお金を取られたりするのは甚だ無駄に感じますね。

給与振込口座にしている大手都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行はATMの無料時間の制限が厳しいうえに、振り込みをするにも手数料がかかります。

そして、これらの銀行をメインバンクとしている人がおよそ80%というデータもあります。給料日後に混むのも当然というところでしょうか。

給料がはいったけど、ATM混んでてるし、振込も行くのが面倒なんだけどなぁ・・・

そんな人にうってつけのサービスがあるのが住信SBIネット銀行

今回は、この銀行の便利なサービスを紹介します。組み合わせれば毎月のATM使用回数を減らせますし、振込も手数料なしで行うこともできます。

住信SBIネット銀行のサービスの流れ

今回紹介する住信SBIネット銀行のサービスの流れを図にしてみました。

入金から振込までほとんど自動で行うよう設定ができるので、ATMに行くことなく完結することが可能になります。

ATMに行くのは、手元に必要な現金を下ろしに行くだけ。普段の支払いをほとんどキャッシュレスにしていれば月に一回行くかどうかという所まで減らせます。

もし、ATMに複数回行く必要が出てきても、住信SBIネット銀行ではATMの手数料の複数回無料の条件が緩いのでほとんどの場合手数料がかからずいつでもお金を下ろすことができます。

こんな方に特におすすめ
  • ATMで並びたくない
  • そもそもATMに行きたくない、行く時間がない
  • 手数料を取られるのが不満
  • 給与口座とカードの引き落としなどの口座は別にある
  • 振込を忘れがち
  • 現金はほとんど使わないキャッシュレス派
  • スマホを持っている

これから紹介する住信SBIネット銀行のサービスを利用するにはスマートフォンを持っていることが必須ですが、逆に言えばスマートフォンを持っていれば口座を開設してだれでも利用することが可能です。

住信SBIネット銀行の口座をまだ作っていない方は下記のボタンからどうぞ。

目次

便利な5つのサービス

  1. ATM手数料無料回数5回。条件が非常に簡単
  2. 自動入金制度。給与振り込みのメガバンクから手数料かからず毎月決まった金額を口座に移動できる。ATMに行く回数を減らせる。
  3. 目的別口座。ひとつの口座に目的別にサブの口座を作れる。かつ自動でそのサブ口座に入金できる(定額自動振替)。
  4. 自動振り込み制度。忘れるわけにはいかない振込も完全自動で便利に。
  5. アプリでATMを使う。もはやキャッシュカードも不要。

ATM手数料無料5回までの条件が緩い

住信SBIネット銀行はATM手数料の条件はスマートプログラムのランクごとに分けられています。他のネット銀行にもあるランキングですね。

スマートプログラムのランキングのおおまかな条件と手数料無料回数は以下の通り。(※より詳しくはこちら

ランク条件1条件2ATM・振込手数料無料回数
ランク1スマート認証NEOなしATM月2回・振込月1回
ランク2スマート認証NEOありATM・振込月5回
ランク3スマート認証NEOあり①総預金の月末残高が300万円以上
②ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で100万円以上
③住宅ローンを利用
④外貨預金(普通・定期)の月末残高あり、仕組預金の月末残高あり、スポーツくじ購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上など11個ある項目のうち3つ以上に該当(詳しくはこちら

※①~④のいずれかに当てはまること
ATM・振込月10回
ランク4スマート認証NEOあり①外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上
②外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用

※①か②のいずれか一つに当てはまること
ATM・振込月20回

「スマート認証NEO」は、アプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能です。
スマート認証を登録すると、スマホアプリ以外で取引を行う際にスマホアプリでの確認が必要になります。ちょっと手間になりますが、セキュリティが高まります。また、アプリのログインが生体認証で可能になるのでパスワードをいちいち入力する必要が無くなります。

さすがに最大の20回はなかなか大変ですが、10回の条件もかなりハードルは高め。しかし、月5回までのランク2ならかなり簡単ではないでしょうか?スマート認証登録はスマホアプリで簡単に行うことができます。

そもそも1か月で10回、20回もATMを使用しますか?

1週間ごとにお金をおろしたとしても4回、あと何かの緊急の時に一回あれば十分ではないでしょうか。つまり5回の無料回数があれば事足りるわけです。さらに、この後紹介する自動入金を使えばATMに行く回数を減らすことができます。

続いて他のネット銀行の振込、ATM無料回数を比較してみました。

振込・出金無料回数条件ATMが無料でない場合の手数料
大和ネクスト銀行回数制限ではなく時間指定引き出しは7時から19時まで無料
入金は24時間無料
110円
楽天銀行ステージごとで最大7回 出金は3万円以上だと0円※月5回無料のVIPの条件
●残高100万円以上または
●取引20件以上
220円
ソニー銀行ATM手数料月4回まで無料
振込は月1回まで無料
特になし110円
auじぶん銀行ステージごとに最大15回月5回無料のシルバーの条件
口座への入金や一定の残高が必要(詳しくはこちら
220円
Paypay銀行入出金3万円以上だと無料
振込は条件達成で月3回まで無料
振込の無料条件
給与振込口座に設定
165円
※ATMは全国のコンビニ等に一番置いてあるセブン銀行ATMを対象としています

他のネット銀行のATM無料の条件を比較すると5回の条件の緩さがよくわかります。ソニー銀行も無条件でATM4回無料はかなり良いですが、振込が1回しか無料が無いのは心もとない感じがします。

ATMの無料回数が多いのはわかったけど、結局給与口座の銀行に行かないとお金は下せないよ?

ということで次のサービスを利用することで、住信SBIネット銀行の口座からお金をおろすことができるようになります。

自動入金制度

これは、給与振込口座のある銀行から手数料をかけずに毎月決まった金額を住信SBIネット銀行の口座に移動できるサービスです。

  • 他行口座からの引落日は、毎月5日または27日のどちらかを選択。
  • SBIネット銀行の代表口座への入金日は、原則、引落日の4営業日後。 (通常、午前中に入金)
  • 初回の引落しはお申込完了の8営業日後に到来する引落日となる。

毎月決めた金額が住信SBIネット銀行の口座に入ってくるので、引き出す場合もコンビニにあるATMが使えます。

使用用途ごとに口座を管理している場合も、わざわざATMで何回もお金の出し入れをする必要もありません。アプリで行えるので、夜の空いた時間にサッと済ませることができます。

唯一のデメリットは、毎月決まった日に入金できないこと

というのは、入金日の計算が営業日になっているから。つまり、土、日曜日は営業日にはいりません。

例えば、引き落とし日を27日に設定している場合・・・

27日が月曜日なら4日後の31日に入金されますが、27日が火曜日だと入金日が翌月の2日月曜日(31日ある月の場合)となります。

その月が30日あるのか31日なのかによっても微妙に入金日がズレてしまいます。

祝日を挟む月は長い時だと10日以上経ってからでないと入金されない月も出てきます。

ですので、特に最初はこのタイムラグに注意が必要です。

入金金額はアプリで簡単に変更できるので、最初は少額で試してみて慣れてきたら金額を増やしていくというやり方もありだと思います。

色々な口座に振り分けていたら、振込無料回数を超えそうなんだけど・・・

住信SBIネット銀行の口座には目的別口座というサブの口座を開設ができます。次はその目的別口座について解説します。

目的別口座と定額自動振替

住信SBIネット銀行には目的別口座というサブ的な口座を作ることができます。

主な違いはこちら。

スクロールできます
対象となるサービス代表口座目的別口座
口座番号
あり
なし
ご利用可能な口座数
1個
10個まで
ATMでの入出金
利用可
利用不可
振込
利用可
利用不可
円預金(普通・定期)および外貨預金(普通・定期)
利用可
利用可
SBIハイブリッド預金および追加保証金等自動振替サービス
利用可
利用不可
各種ローン商品のご返済
利用可
利用不可

要は、何かの出費のための貯蓄をしておく口座です。

代表口座にお金を入れておくと引き落とされたり、ATMからおろしたりしてどんどん減ってしまいます。貯めるつもりが気が付いたらほとんどなくなっていた・・・なんてことに。

しかし、目的別口座にお金を入れておけばそういう心配はなくなります。(目的別口座のお金を下ろすには振替の手続きが必要になります)

目標金額も設定でき、アプリから達成率などの情報も確認できます。

これに、定額自動振替のサービスを活用すると指定の期日に、指定した金額を目的別口座に振り替えることができます。

指定できる期日には「毎日」、「毎週」、「毎月」が選択でき、金額は1円から行うことが可能です。

金額を決めれば自動で目的別口座にお金が移るので、貯蓄しているという事すら意識することもなくなります。貯蓄が苦手という人におすすめのサービスです。

また、目的別口座は定期預金や外貨預金にすることも可能です。長期の積み立てにも活用できる便利な機能ですね。

「いくらまで貯まったら入金をやめる」「〇月までの期間だけ入金する」などの設定もでき、柔軟な使い方ができます。

今まで別の銀行の口座に行っていた毎月一定の預貯金をこの目的別口座で行えば、振込手数料や振り込むという作業も必要無くなります。

目的別口座に自動でできるのは良いけど、振込も自動はないの?

ということで、次の定額自動振込サービスを使うと便利です。

定額自動振込

その名の通り定額を自動で指定した口座に振り込んでくれるサービスです。

振込のためにATMや窓口で並ぶ必要もなくなりますし、うっかり忘れてしまうことも防げます。

最大10件まで登録可能で、特定の日特定の曜日に振り込むように設定が可能。

振込の無料回数は先ほど説明したランクごとに決まった回数に応じています。無料回数を超える振込は77円必要になってきます。

キャッシュカード無しでATMを利用できる

今まで紹介してきたサーベルとは少し異なりますが、最近使ってみて便利だと感じだのでおすすめにいれました。

スマホアプリを使う事でキャッシュカードを使わなくても、ATMで入金や出金ができるサービスです。

使い方は簡単。まずはアプリを起動します。

左上にある「アプリでATM」をタップします。

続いて、ATM側で「スマートフォンでの取引」という所をタッチしてQRコードを表示させます。

アプリ側で、これから行う取引を選びます。今回は、「お預入れ」を選びました。

初めて使う場合は、アプリがカメラを使う事の権限の許可を求めてくるので、「許可」を選びます。

そうすると、QRコードを読み込む画面になるので、ATMの画面のQRコードを読みこむとアプリの方に数字が出てくるので、それをATMに入力。入金だとこれで終了です。出金だとこのあと暗証番号が必要なようです。

もはやキャッシュカードも必要なくなるとはすごいことです。

お財布に入れるカードも減らせて一石二鳥。

まとめ

    1. ATM手数料無料回数5回。条件が非常に簡単
    2. 自動入金制度。給与振り込みのメガバンクから手数料かからず毎月決まった金額を口座に移動できる。ATMに行く回数を減らせる。
    3. 目的別口座。ひとつの口座に目的別にサブの口座を作れる。かつ自動でそのサブ口座に入金できる(定額自動振替)。
    4. 自動振り込み制度。忘れるわけにはいかない振込も完全自動で便利に。
    5. アプリでATMを使う。もはやキャッシュカードも不要。

近年はメガバンクと呼ばれる大銀行でも収益の悪化が言われており、今後経営効率化を目的に支店の統廃合やATM機の削減などが行われる可能性が高いと思われます。

家の近くに支店があったからメインバンクとして使っていたつもりが、いつの間にかそのしてんがなくなっていた、なんてことも現実になりうるかもしれません。

ネットでの買い物が一般化し、リアル店舗でもキャッシュレス化が進んでいる現在、住んでいる近くに支店があることはもはやアドバンテージにならない時代になってきています。

これからは、銀行もサービス内容によって使い分ける必要が出てきたように感じます。今回は、住信SBIネット銀行のサービスを紹介しましたが、今後もっと便利なサービスが他の銀行で出てくるかもしれません。

そういう情報を見逃さないよう常にアンテナを張っておきたいものです。

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