今TVCMとか電車で派手に広告しているちょこざっぷってどうなの?
RIZAPが作った圧倒的なコスパで24時間コンビニ感覚で使えるジムとして大々的に広告しているちょこざっぷ。
RIZAPがこのサービスを発表したとき、「これははやる!」と直感しましたが、2023年8月現在ユーザー数、添付数ともに順調に伸びているようです。
一般的なトレーニングジムは、値段が高めだし続けられるかわからなくて敷居が高い。
少し体を鍛えたいというような人には手が出しづらいですよね
そういうユーザー層を見事に取り込んだのがこのちょこざっぷです。
利用している年齢層は幅広くジムでトレーニングをしたいという潜在的なユーザーがかなりいることを感じます。加入者はまだまだ増えていきそうです。
ちょこざっぷはどうなのか・・・結論としては、
自宅の近くにあるなら試すのはアリ!
コンビニジムを売りにしているとおり基本的に短時間のトレーニングをしたら帰る、という利用方法が想定されているので、何十分もかかる遠い所に店舗があるのならもっと本格的なジムに通うほうが効率的です。
手軽にトレーニング・エステ・脱毛
chocoZAP(チョコザップ)とは
chocoZAP(チョコザップ)とは、RIZAPが作った月額2,980円(税込3,278円)でトレーニングもエステも脱毛も利用できる高コストパフォーマンスな24時間利用できるコンビニジムで、お昼休みや仕事帰りにそのままのかっこうで利用できる気軽さ売りにしています。 ※最初に入会金3,000円、事務手数料2,000円がかかります。
会員登録すれば全国どこの店舗も利用可能で、例えば会社の近くの店舗でウェイトトレーニングして、自宅近くの店舗ではランニングをするなんて使い方も。
また、登録するとスターターキットとして体組成計とヘルスウオッチがもらえます。
2023年8月現在スターターキットの発送が遅れており、すぐにはもらえない状況です。お届け予定時期はWebサイトをご確認ください。
登録も簡単でメールアドレスとクレジットカードを用意すればスマホ一つで完了です。
店舗を利用するにはアプリをスマホにインストールする必要があります。このアプリで店舗の混雑状況、トレーニングマシン、エステ・脱毛機器の使い方が確認できます。
アプリは他にもスターターキットと連携して自分の健康状況を記録したり、トレーニングの動画があるなどいろいろ充実しています。
なぜそんなに低価格なのか
低価格の理由はとにかくすべてにおいて人を介さずに済ませられること。
登録・退会はすべてスマホ一つで完結。施設も完全無人。機器の使用方法もエステや脱毛のやり方もすべてスマホのアプリで確認して自分で行います。
施設内も必要最低限の物以外はありません。徹底的に合理化されています。休憩用の椅子もありません。店舗によっては、トイレもない所もあります。
トレーニングが終わったら速やかに退出するという感じです。
店舗ごとにレイアウトやマシンの種類は違う
チョコザップに入会すると、全国どの店舗も24時間利用が可能になります。勤務先や自宅近く、さらには出張先などなど。
店舗内のレイアウトや広さ、置いてあるマシンの種類や数は、店舗ごとに違います。
マシンの利用は誰も使っていなければ使用できます。エステや脱毛については、事前にアプリで予約が必要になります。
入会方法
まずはチョコザップのサイトにてメールアドレスを入力して、届いたメールに記載されたURLから進めていきます。(下記のバナーからも登録できます。)
登録はこれで完了。早ければ数分で終わります。最後にスマホにアプリをインストールします。
先ほど入力した利用開始日になると、アプリの「入館証」にQRコードが表示されるようになるので、それを使って店舗に入ることができるようになります。
詳しい入会方法はこちら
実際に利用するには
利用するまでの流れ
- アプリで店舗の混雑をチェック
- 店舗に行ってQRコードを読み込ませて入店
- ロッカーに荷物を置く
- 空いているマシンを使う
※エステや脱毛を行うには、アプリで事前に予約が必要です。
1.店舗の確認
まずは店舗を探します。
アプリの「お気に入りのジム」から探します。ここで混雑状況、セルフエステ・脱毛の予約、店舗内の設備を確認できます。
混雑状況は、マシンの数と入場者の数で計算していると思われます。なので、必ずしも自分が使いたいマシーンが空いているとは限りません。特にトレッドミル(ランニングマシン)は埋まりがちの印象。
2.店舗に入る
店舗施設に入るには、アプリのQRコードを読ませる必要があります。入口の読み取り機にかざして読み込ませます。
ドアの鍵が開く音がしたら入れるようになります。
ちなみに、QRコードを読ませても開かないときは「更新する」をタップすると読み込んでくれます。
3.ロッカーに荷物を置く
ロッカーに鍵はついていません。貴重品は全部身につけておきましょう。
4.空いているマシンを使う
すいていれば好きなマシンを使えますが、混んでいるときは待たなければいけないときも。
店舗にもよりますが、今のところ店舗内に待つためや休憩するための椅子は見たことがありません。店舗内は必要最低限の設備しかありません。
ストレッチスペース(大体一人分)はあるのでそこで準備運動しながら待つか、空いている他のマシンを使って時間をつぶしましょう。ただ、他のマシンを使っていると、空いた時に別の人が使ってしまう可能性があるので要注意です。
マシンの使い方はアプリで確認
マシンの使い方は、事前にアプリで確認しておきましょう。店舗内には使い方は書いてありません。(一応アイコンで示されていたりしますが、あれだけでわかる人はいないと思う。)
新しい店舗だと、アプリの動画のマシンとはちょっと違ったりすることがあります。
初めて利用するときは
初めて利用するときは、なるべく混んでいないときの利用をお勧めします。
事前に使い方を調べていても、いざ使うとなると設定方法とか動かし方を忘れてしまったりするので、スマホで確認しながらの利用になりがちです。
混んでいる時間帯は後に使いたい人が待っている可能性があるので、そういう使い方は難しいと思います。
店舗にもよりますが、平日午前中、土曜日の13時、14時台は比較的空いている所が多いようです。土曜日、日曜日は初めて利用していると思われる人がチラホラみられます。
実際に使ってみて感じたこと
エステと脱毛は利用したことがありませんので、こちらについては後日利用したら追記していきたいと思います。
仕事帰りの利用は混雑覚悟が必要
実際に利用してみて最初に感じたことは、すいている時間帯の利用ができる人とそうでない人でサービスの満足度は違うだろうなということ。
とういうのは、平日は夕方から夜が混雑しています。仕事帰りとか仕事終わってからの利用の人が多そうです。なので、平日この時間帯しか使えないよ、という人は自分の使いたいマシンがなかなか使えないかもしれません。
施設内に座って待っている所がない(店舗によってはあるかも?)ので、目的のマシンが空くまで手持無沙汰になります。
特にトレッドミル(ランニングマシン)は結構使用時間が長いし、人気なので場合によっては数十分待たされる可能性もあると思います。
まぁ、筋トレ系のマシンは一人当たりの利用時間はそれほど長くないので待てなくはないです。
でも、毎回そんな感じだと売り文句の「コンビニ」感覚が体験できないんじゃないかなと思います。今日はこのトレーニングはできないな、という割り切りが必要になるかもしれません。
逆に平日の午前中は空いているので、平日休みのある人は比較的ゆったりと好きなトレーニングができると思います。
すいている時間帯なら、入場後軽くストレッチしてすぐにトレーニングできるのは良いです。
僕の場合大体30分以内にはトレーニングは終わります。(それでトレーニングになっているかは別として)
ランニングマシンには色々な可能性がある!!
ちょこざっぷで初めてトレッドミル(ランニングマシン)を使ったのですが、いいですね。これ。
まず、室内なのでクーラーがきいた環境で走れます。また、スピードも数値で設定できるので、ペースが一定になるおかげか外で走るよりも疲れが少ない気がしました。
角度の指定もできるので、ウオーキングで使う時は坂を歩いているようにふくらはぎに負荷をかけられるのもよい感じです。
実際の道路はずっと坂道はないので、登山のために登道のトレーニングに活用できそう。
また、人とぶつかる心配がないので、音楽を聞きながらトレーニングができます。ちなみにおすすめはオーディオブックです。本を聞きながらトレーニングできます。
個人的にはこのランニングマシンを使うためだけに、チョコザップを使うのもありかなと感じました。
特に今年の夏のような異常に暑い季節は外での運動は命に関わるので、運動不足になりがちです。なので、この時期だけちょこざっぷを利用してランニングしたりウオーキングをする使い方もありかなと。
ランニングマシンは基本的にどの店舗も複数台置いてあるので、利用予定の店舗には無いってことはないと思います。
ただ、一回の使用時間が長めなので、混雑時には待ち時間が発生する可能性は高いんですが。
貴重品の管理には注意
ロッカーはありますが、鍵付きはないので貴重品は身につけておく必要があります。
仕事帰りの利用も想定しているならば、鍵付きのロッカーはほしいなと感じました。貴重品すべてを見つけてトレーニングするのは結構邪魔なんですよね。
IDカードくらいならなんとかなるけれど、パソコンやタブレットなんかはほぼ無理ですからね。
ロッカーは大体入り口からすぐのところにあるのですが、トレーニングしているとほぼ死角になるので誰かが荷物を漁っていたり、持って行ってしまっても気づくことはできません。
温泉施設によくある、貴重品を入れて鍵をかけたら鍵を腕に巻いておけるタイプのロッカーがほしいなと思いました。
面倒な人間関係はない
基本的にみんな一人で来て自分のトレーニングに集中しているので、おしゃべりしている人はいません。僕もさっさとトレーニングしてすぐ帰ります。
一般的なジムだとマウントを取ってくる人とか、そこの主(ヌシ)みたいな人がいるとか聞いたことがありますが、チョコザップではそういう人は見たことがありません。
サービス開始から日が浅いこともあるでしょうし、そもそもガチでやる人はここには来ないでしょうから。
駅近はあまり多くない
「手軽」、「コンビニ」、「仕事帰り」なんてワードがあると、駅からすぐという印象ですが、案外駅から離れている店舗が多いです。
東京都心にある店舗も駅近ばかりではないようです。駅に近いところでも2,3区画はなれていたりします。さすがに駅から出てすぐという立地は難しいのかな。
なので、家から駅の間や会社から駅の間にあったら利用するという使い方がメインでしょうか。
クチコミの内容については地域差がある
チョコザップのクチコミやコメントなどを見ると、どちらかというと悪い評価のものが多い印象です。
例えば、店舗が汚い、壊れたマシンが放置されている、利用ルールを守らない人がいる、会員でない友達連れで利用するなどなど。
いくつか店舗を利用しましたが、僕は今のところこういった状況を見たことはないですね。
都心部のような利用者数が多いところだとこういう問題は起こっているのかもしれません。郊外にある店舗は、利用者が固定されているのか比較的ルールは守られていると思います。
狭いところでのトレーニングは案外ストレス
僕がよく利用する店舗はかなり狭くて、郊外にあるコンビニの3分の1くらいのスペースしかありません。(更衣室やトイレがあるのでもう少し広いかもしれませんが。)
筋トレ用マシンがスペースギリギリでおいてあるうえに、エステ用の部屋がパーティションで区切られていて狭いスペースがなおさら狭苦しく感じさせます。おまけに店内は片側の端が狭くなる台形のような室内になっています。
この狭い店舗で無言で筋トレしていると何かストレスを感じるんですよね。室内が殺風景だからなのか、狭くて圧迫感があるからなのか・・・人が多くなると尚更ストレスが・・・
コンビニジムならば、最低限コンビニの広さは欲しいなと感じました。
違う店舗は、自転車で少し走らないといけないのでなかなか利用しづらいんですよね。
正直もう少し広い所でやりたいなぁと思ってきてます。まぁそんなに長い時間いるわけではないのですけどね・・・
近所で一番大きい店舗に行ってきましたが、やっぱり広いほうがいいですね。パーソナルスペースもとれるし、マシンの数も多い。もちろん混雑時間はかなりの人になるんでしょうけど、うまく時間をずらせばかなり快適に利用できました。(ただ、ここに来るには自転車で30分程かかりましたが。)
家から近いところにあるだけでも良しとすべきかもしれませんが、狭すぎるのも使いづらいものです。
会員激増で混んでいる!?
ビジネスの成功モデルとしてYahooニュースでも取り上げられたり、店舗増加で認知度が上がって利用者もかなり増えているようです。
その影響か、夕方の帰宅時間は最近特に人が多い感じがします。基本的にこの夕方の時間帯は混むのですが、もう仕事帰りに利用するのは難しいかなと思っています。
怪我には注意
初めてトレーニングマシンを使う時は、いきなり高負荷でやらないようにしましょう。慣れない機器の使用でケガの危険がありますから。
最初のうちは、自分の動きをチェックしながら運動して、後で使い方の動画を見て正しい動きになっているか確認しながら使うのが良いと思います。
素人目から見ても、その使い方は違うだろうという使い方をしている人を見たことがあります。正しくない使い方は、機器の故障やケガの危険もあるので注意しましょう。
まとめ
- 運動不足でとにかく軽くでも運動したい人
- 家の近くにチョコザップがある人
- 平日休みのある人
- 空いている時間帯に利用できない人
- ジムで筋トレ仲間を作りたいと思っている人
- トレーニングメニューをガッチリこなしたい人
良い所
- 入会退会がアプリ内で完結できる
- とにかく気軽に筋トレができる。
- 混雑状況がアプリで確認できるので混雑を避けられる
- 登録すればどの店舗も利用可能
- アプリ内のトレーニング、ダイエットの動画が豊富
気になる所
- 鍵付きロッカーがない
- 更衣室やトイレは男女兼用
- トラブルは電話で連絡
入会方法もアプリ操作で簡単、コストパフォーマンスも他のジムよりも良くかつ店舗数も増えています。
自宅の近くや仕事の行き帰りに立ち寄れる所に店舗ができたら試してみる価値はあります。
ただし、8月中頃まで行っていた初期費用の5000円無料キャンペーンが終了したので、月額費用に加えて初月はこの5000円の支払いが発生することは注意してください。
調べてみると、初期費用は同じ5000円で月額費用はちょこざっぷよりの倍ぐらいはかかりますが、トレーニングマシンがちょこざっぷよりも豊富なジムもあるようです。
チョコザップにあるトレーニングマシンは基本的なものしか無いので、本格的なトレーニングを望む方はこういったジムを選ぶ方が結局はコストパーフォーマンスが良いかもしれません。
自分がどんなトレーニングをしたいのか、どのサービスを重視しているのかを考えてから利用するのが良いでしょう。
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