サッカーワールドカップはアルゼンチンの優勝で幕が下りた。
毎日録画したサッカーを見ていたので、なかなか時間がとれずブログも更新が遅れまくってしまった。これからは、通常営業に戻るので頑張っていこうと思う。
正直アルゼンチンの優勝は予想していなかった。
初戦でサウジアラビアにまさかの逆転負けを聞いて、優勝候補からはずしていた。
そもそもアルゼンチンの試合をテレビで見たのが決勝トーナメントのオランダ戦が最初だったので、どんなチームなのかよくわからなかったということもあった。
しかもこの試合はかなりラフプレーが多く、審判がうまくコントロールできていないこともあってかなり荒れた試合だった。延長で勝ち越していたにもかかわらず不用意なファールから同点ゴールをあげられてしまうなどの守備の粗さもあって優勝はないだろうと思っていた。
むしろチームとしての完成度はブラジルの方が高いと感じていた。試合を見ていて守備と攻撃が高いレベルで安定しているように見えた。
しかし、そのブラジルもクロアチアに負け、クロアチアはアルゼンチンに完敗した。
クロアチア戦のアルゼンチンは、攻撃はもちろんだけど守備面がすごくよかったと思う。とにかくプレスが早くクロアチアに攻撃の準備をさせなかった。
そして、守備からの早い攻撃で前半に2得点という最高のゲーム展開となった。
その守備は決勝のフランス戦でも生かされていて前半はフランスに攻撃らしい攻撃をさせなかった。
決勝はまるで映画のような展開
決勝の試合は、最後の最後までどちらが勝つかわからない展開だった。どちらの国の人々も喜んだりがっかりしたり忙しかったと思う。
前半は完全にアルゼンチンのペース。エムパベの攻撃を完全に封じ込んで仕事をさせなかった。そして前半で2点先制。正直この時点でアルゼンチンの優勝かなと思った。
フランスは前半終わりからメンバーを交代して流れを変えようとしていたが、後半の序盤もそれほど変化はなかった。
終盤近くになってアルゼンチンもさすがに早いプレスができなくなってきて、フランスの反撃が始まる。
PKで1点を返すと、すぐさま再びエムパベのスーパーゴールで同点に。
得点が80分と81分だからね。アルゼンチンはもう勝ったと思っていた人もかなりいたんじゃないかなぁ。
延長もそれぞれ1点ずつとってPK戦になるんだけど、フランスの得点がこれまた118分という終わりギリギリというのがなんともドラマチック。あと2分で終了だったのに・・・自分がアルゼンチンサポーターだったらとても試合を見ていられないと思うね。いや~こんな試合展開本当にあるんだなと驚きましたよ。
PK戦でアルゼンチンの勝利。MVPはメッシ。
終わってみればメッシの大会だったのだなという感じ。得点王こそ取れなかったけれど、2番目だし、ワールドカップを優勝してついにサッカーのすべての手に入れた。マラドーナの亡霊からついに解き放たれたんだなと・・・
スーパースターの世代交代
今大会でおそらくメッシ、ネイマール、C・ロナウドというスーパースターは代表を引退するだろう。
今大会では、前回大会のエムパベのように衝撃的な選手がいなかったのは少し寂しかった。とはいえ、次の大会まで4年もあるので次のスーパースターが生まれるまでには十分すぎる時間もある。
クラブチームや代表での活躍からそういう選手が生まれることを期待したい。それが日本人なら尚更うれしい。
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