少し前に使っていたSkullCandy RIFF WIRELESS BLACK S5PXW-L003のレビューです。
購入価格は約7500円でした。
SkullCandy RIFF WIRELESS BLACK S5PXW-L003の大体のスペックはこちら
連続再生時間 | 12時間 |
コーデック | SBC |
音圧感度 | 98db |
ドライバサイズ | 40mm |
充電端子 | USB-microB |
マイク | 有 |
前に使っていたのはフィリップスの4500円位で買った物で、初めてのBluetoothヘッドホンでした。
音質は値段相応というところでしたが、PCで動画を見るには十分で、むしろ軽くて非常につかいやすかったです。
一度ワイヤレスを経験するともう有線には戻れませんね。
求めていた条件
- ワイヤレスあること
- オンイヤ―タイプであること
- 軽いこと
- 締め付けが弱いこと
ワイヤレスであること
これは必須条件。
ヘッドホンをつけながら、色々作業するには有線だと動きを制限されるので不便です。
以前は延長コードをつけて有線を使っていたこともありますが、コードが長すぎて、椅子のローラーにしょっちゅう絡まって煩わしかったです。
無線をまだ使ったことのない人は一度は使ってみることをお勧めします。めっちゃ便利です。
オンイヤータイプであること
耳を覆ってしまうタイプではなく、耳の上に乗せるタイプのヘッドホン。
以前使っていたフィリップスのヘッドホンがそのタイプで使い慣れていること、基本的に家の中でのみ使用する予定なので、周囲の音が聞こえる必要性があったことなどが理由です。
室内利用オンリーなので、音漏れを気にする必要もありませんし。
軽いこと
重いと長時間つけてると疲れるので。
ただ、重さと音質はある程度反比例するので、そのあたりのバランスは難しそうですね。
締め付けが弱いこと
こちらも長時間使用で痛くならないため。
昔使っていたヘッドホンが、締め付けがかなり強い物でちょっと使っただけで耳が痛くなって使用に耐えなかったためです。
さらにはあごの付け根あたりまで違和感を感じるようなことがありました。
開封
箱や中の物は値段なりで、高級感はないです。
どくろのマークがこのメーカーのトレードマークでしょうか。メーカーには詳しくないので・・
ヘッドホンのサイドにもついています。
今回のブラックだとあまり目立たないです。
こちらが内容物の全部です。説明書と保証書。USBケーブル。
イヤー部分の外側はマット仕上げ。
マット仕上げですが、写真をよく見ると汚れか指紋か、ついてしまってます。
マット仕上げだとこういうのが少し目立つ印象です。
イヤーパッドは柔らかくていい感じです。
高級品ほどのフィット感はありませんが、個人的には丁度良い柔らかさでした。
実はこのパッドの感じが購入の一因でもあります。
パッド部分は内側に折り込める形状です。持ち運びも考慮されています。
どくろのマーク。左右にあります。
ブラックはあまり目立ちません。
ヘッドバンド部分にはクッションなどは有りませんでした。
これよりも安い製品でも、この頭頂部に当たる部分にはクッションがついている物もあるのでつけてほしかったですね。
右耳の部分に電源・音量ボタンとUSBケーブルをつなぐところがあります。他の製品も大体同じですね。
使い勝手は可もなく不可もなく。
USBはタイプCではありませんでした。ここも残念ポイントです。
良いところ・残念なところ
- 音がフラットで動画、音楽を問わず聞きやすい
- 充電中でもBluetooth接続で使用できる
- イヤーパッドの柔らかさ
- 軽い
- 作りが安っぽい。
- 接続していたPCの電源が切れても、ヘッドホンの電源が切れないことがある。
- 耳が痛い。
良いところ
音がフラットで動画、音楽を問わず聞きやすい
ヘッドホンの使用用途は、PCに接続して主に7対3くらいの割合で動画視聴と音楽を聞くことでした。
高音、低音どちらかが強いという事はなく、僕の使用用途にばっちりマッチしていました。
低音が強すぎると、動画視聴で人の声が聞きづらくなることもあるので、どちらにもよりすぎていないことがよかったです。
音質という点では、値段相応ではないかと思います。
高音質の音楽を聴くわけではないので特に問題はなかったです。
充電中でもBluetooth接続で使用できる
地味に便利だと感じた所です。
長時間使用しているとバッテリーがなくなってしまう事が時々起きてしまうのですが、ワイヤレス接続を切らず充電できるので、少しUSBにつないで充電して、外してまたワイヤレスで使うということが電源のオンオフなしにできます。
以前使っていたフィリップスのヘッドホンは充電中は無線が切断されて使用できませんでした。
充電のためUSBをつなぐと電源オフ状態になり勝手にワイヤレスが切断され、使うときはまた電源を入れる必要がありました。
軽い
今回求めていた条件の一つなので重要なところ。
重さは160グラムで、長時間使っていても、重さで疲れるという事はありませんでした。
イヤーパッドの柔らかさ
良く行くお店にこのヘッドホンが置いてあって、このパッドが以前から気になっていました。
上でも書きましたが、最終的にはこのパッドの柔らかさが決め手でした。
決して高級感は無いんですが、ポフポフとした感じがいいんです。
残念なところ
作りが安っぽい
1万円以下だとこんなものなのかなぁと思いつつも、もう少し高級感だしてほしいと感じるところです。
もう少し安い製品でもこれより質感の良い物もあったので、がんばってほしかった。
イヤーパッドとヘッドバンドをつなぐ部分の光沢感と、ヘッドバンドの薄さがよりやすぽっさを際立たせていると感じます。
特にヘッドバンドの部分はクッションをつけてくれればここまで安っぽくは見えなかったのかなと思います。
あと、イヤーパッドとヘッドバンドのつなぐ部分と、ヘッドバンド部分が何かの拍子手を切ってしまうんじゃないかと思うくらいエッジが鋭いです。
ここの角は丸めておいてほしかったですね。
接続していたPCの電源が切れても、ヘッドホンの電源が切れないことがある
これが一番残念なところでした。
普通Bluetooth接続のスピーカーやイヤホンは本体の電源が切れると数分後に勝手に電源が切れるのですが、本製品では電源が切れないことが割と頻繁にありました。
夜寝るときにPCの電源を落としたのに、朝起きたら、ヘッドホンの赤いLED点滅していてずっと電波を探している状態でした。
原因がわからないので、対策がとれませんでした。
そのせいでバッテリーがなくなっていて、使うにはまず充電というひと手間が必要になるときがありました。
ちなみに10分の充電で2時間はつかえるらしいので、手間と言ってもわずかなんですがそこが逆に気になってしまいました。
充電については完了しても緑のLEDがついたままになります。
耳が痛い
イヤーパッドは柔らかかったのですが、それでも耳が痛くなりました。
色々と位置をかえたり、ヘッドバンドの長さを調整したりしましたが、1時間くらいで耳が痛くなりました。
お店で装着したときは大丈夫だと思ったんですけどね・・・
締め付けはそれほど強くないと思うので、耳に乗せるというオンイヤータイプと僕の耳の相性が良くないのかもしれません。
総評
一番大事な音質はくせがなく、音楽鑑賞、動画鑑賞どちらも使えるので良かったです。
減点面で大きいのは、「耳が痛い」「電源が切れない」という2点でした。
とはいえ、「耳が痛い」という点は僕の耳との相性もあるだろうし、1時間くらいしたら休憩がてら外せばある程度は緩和するので対策は可能なのですが、「電源が切れない」問題は解決方法が不明なのがつらいですね。
僕が持っている3000円以下のBluetoothイヤホンですら、接続先の電源が落ちればイヤホンの電源も落ちます。
倍以上の値段がするこのヘッドホンで電源が切れないのはどうなのかという感じですね。
あとは充電完了してもLEDがついたままというのもちょっと気になりました。
色に関しては今回無難なブラックを選びましたが、他の色の方が逆にチープ感が薄れたかもしれません。
実際お店で見たのはブラックではなくグレーぽい色だったので、安っぽさを感じなかった気がします。
以上SkullCandy RIFF WIRELESS BLACK S5PXW-L003を使った感想でした。それでは!
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