最近初めてスマホの速度制限に引っかかりました。契約はマイネオの5GBプラン。
旅行に行ったときに、Wi-Fiが使えなかったのでモバイル通信で動画を視聴していたんですけど、
動画の通信量を甘く見ていました・・・
半月で速度制限はさすがに不便ということで、追加で2GBを購入しました。これも初めて。
正直自分が1ヶ月どれくらいの容量を使っているかよくわかっていませんでした。
ということで、調べたら大体1週間で1.5GB前後。
出かける日があると、地図とか検索で使うので通信使用量はかなり増加します。結構カツカツだったんだなぁと初めて知りました。
今まで通信容量全然気にしないで済んでいたのは、
- 動画視聴はほとんどしていなかった
- 前月繰越でストックがそれなりにあった
という理由から。
最近、アマゾンプライムビデオでアニメを見るようになったんですが、
旅行先でも見たかったんですよ・・・
調べるとどうも貯まっていると思っていた繰越分もちょくちょく持ち出しがあったようで、思っていた以上に少なかったみたい。
確実に以前よりも使用量が増えているようなので、通信プランをもう少し容量が大きいものに変えることにしました。
他社を含めて色々検討した結果、IIJ mioのプランが一番良さそうということで乗り換えることに。電話番号は変えたくないので、MNPを利用して変更することにしました。
MNP(携帯電話番号ポータビリティー)について
MNPとは
MNPとは、Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ:ナンバーポータビリティー)の略で、異なる携帯キャリア間で電話番号を移行する仕組みです。
これにより、電話番号を変更することなく、新しいキャリアにスムーズに移行できます。
以前は、MNPを利用するのに手数料がかかっていましたが、現在は基本的に無料です。(店頭や電話で申し込みをした場合には、1,000円+消費税がかかる場合があります。)
MNPによる移行の注意点
MNPでキャリアを変える手続自体は結構簡単ですが、いくつか注意しておく点もあります。手間や費用が余計にかかってしまう場合があるので、頭の片隅に入れておくとスムーズに乗り換えが行えると思います。
端末の代金が残っている場合は、支払いは続く
スマートフォン本体を分割払いしている場合には、MNP移行後も支払いが続きます。当然といえば当然ですが、長期の分割払いだと忘れがちかも!?
移行前に契約内容を確認しておくのがベスト。
MVNOには最低利用期間があるところも
MVNO(いわゆる格安シム事業者)によっては、音声通話SIMを解約する場合に最低利用期間を設けているところがあります。その期間より短い期間で解約すると、違約金がかかことがあるので事前に調べておきましょう。
MNPの予約番号には有効期限がある
MNPの予約番号には有効期限があります。予約日を含めて15日です。
また、移行先のキャリアによって有効期限の残り日数に制限がある場合があります。あまり有効期限ギリギリにMNP移行手続きをしても受け付けてもらえない可能性が出てきます。
例えば、僕が今回移行したIIJ mioでは、有効期間が7日以上ないとMNPによる移行はできません。
必要な有効期間はキャリアによって違うので、事前に調べておくのが良いですね。
MNP予約番号を入手したら速やかに手続きを行いましょう。
有効期限が切れたら再発行は可能です。
移行後は、明細などの情報が見られなくなる可能性がある
MNP移行後は、移行前のキャリアとは契約が終了するのでそのキャリアでの利用明細などの情報は閲覧できなくなる可能性があります。
なので、事前に必要な情報はダウンロードしておくようにしましょう。
MNPによる移行
予約番号の有効期間は15日間。有効期間内に新しいキャリアと契約をしよう。
MNPの残り有効期間の日数指定がある場合あるので、早めに手続を。
大体1週間以内には届きます。
新しいキャリアの開通手続きをしたら以前のキャリアとの契約は終了して使えなくなる。
実際の手続きを画像付きで解説(マイネオ→IIJ mio)
移行元でMNP予約番号をもらう:マイネオ
まずは、現在利用しているキャリア、今回はマイネオのユーザーページにログインします。
ユーザーページのずっと下の方にMNPの予約番号へのリンクがあります。
MNPの予約番号の発行用ページへ移動すると、最初に注意事項が記載されています。
解約をする場合には、9:02~20:59までに手続きを行う必要があるようです。平日仕事だと厳しい人もいそうです。
MNPの予約番号発行も、時間指定がありますが、受付自体は24時間OKなので問題ないです。時間外だと発行が翌日以降になります。
このページにはその他にも注意事項が記載されているので、しっかり読んでおくことをおすすめします。
注意事項を確認したら、ページ一番下の「MNP予約番号発行」をクリックします。
ここでも注意事項があるので、しっかり確認してOKなら「同意する」をクリックして次へ。
次のページでは、解約理由について聞かれます。該当欄にチェックを入れたら、一番下の「予約番号取得」をクリック。
今回は、容量アップのため他社と比べたら料金がちょっと高かったので乗り換えしたので、そんな感じの所にチェックを入れました。
実際それほど不満があったわけではないんです。
これで予約番号発行手続きは完了です。今回は時間外に手続きを行ったので、すぐにはMNP予約番号の発行はされませんでした。
続いて乗り換え先で、MNPによる契約の申し込み手続きを行います。当然ですが、この手続きはMNP予約番号が発行されてから行いましょう。
移行先と契約:IIJ mio
今回の移行先はIIJ mio。
10ギガプランがマイネオの5ギガプラント同じ料金だったので選びました。
ちなみに、日本通信だともっと安いですが、端末も一緒に購入したかったので今回はIIJ MIOを選択しました。
ホームページの右上に申し込みへのボタンがあります。
MNP乗り換えなので、「事前支払いしたものはない(通常)」の方にチェックを入れます。
次のページでは、「他社からの乗り換え(MNP)」をチェックして次へ。
このページでは、プランを選択します。通話のオプションなども選べるので必要なものにチェックをして次に進みます。
前のページで、端末セットを選ぶと端末を選ぶページになります。購入できる端末がかなり多いので、ほしい端末を見つけるのがけっこう大変かも。
ちょうどRedmi12 5Gがセールで9,980円になっていたので、購入することにしました。
カラーの選択と支払回数を選びます。
こちらのページでは、オプションを選びます。必要なければ全てスルーして「次へ」。
ここで契約内容の最終確認です。
問題がなければ、「重説明事項」「個人情報取扱に関する事項」「IIJ mioサプライサービス(端末)について」をそれぞれ読んで、チェックボックスにチェックを入れて「次へ」。
ここからはMNP手続きに入ります。
ここでMNP予約番号を入力します。
MNP電話番号は以前から使っている持ち越してきた番号です。
連絡先電話番号は、MNP電話番号と同じ番号を入力しても問題なかったです。普通は何個も電話番号もってませんからね。
mio IDを持っていればメールアドレス認証で終了ですが、僕は持っていなかったので新規登録手続きも行いました。
すべてネット内で完結するので特に難しいこともありませんが、本人確認書類の提出が必要になるので、その画像ファイルのアップロードは必要になります。
これでやるべき事はすべて終了しました。
あとは、新しいSIMが郵送されてくるのを待ちます。
3,4日くらいで送られてきますので、SIMを差し替えて同梱されている開通手続きのやり方を見ながら手続きを行ったら完了です。
移行元のキャリアとの契約は終了して、新しいキャリアで通信が可能となります。
まとめ
初めてMNPによる乗り換えを行いましたが、特に難しいことはありませんでした。
MVNOの契約をWeb上でやったことがある人は問題なくできると思います。
一番注意することは、MNP予約番号の有効期限があるということでしょうか。乗り換え先によって必要な有効期限の残り日数が違うのでしっかり確認しておくことが大事です。
今回は、MVNO同士のMNP乗り換えでしたが、現在はドコモなどの大手キャリアでもWeb上でMNP予約番号を取得することができるので、大手キャリア(MNO)の料金が高いと感じる人はMNPを使って格安シム(MVNO)に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
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